MM理論(2)
完全競争市場で、全く同じ事業を行うA社とB社があるとします。
A社 B社
EBITDA X X
自己資本 SA SB
負債 0 DB(利率r)
配当 DIVA DIVB
(利益をすべて配当に回すこととする)
B社の株式をaの比率で保有する投資家Cがいるとします。
投資家CがB社から得られる配当は以下の通りとなります。
投資家CのB社からの配当 DIVCB=a(X-rDB)
その投資家はB社の株式 aSB を売却する
(aSBに相当する金額を取得)と同時に
aDB を借入れて(aDBに相当する金額を調達)、
a(SB + DB)に相当する金額のA社の株式を
a(SB + DB)/SA の比率だけ購入することが出来ます。
その場合、投資家CがA社から得られる正味の配当は、
A社からの配当から借入金の利息を差し引いた額となり、
以下の通りとなります。
投資家CのA社からの正味配当 DIVCA
={a(SB + DB)/SA}X-arDB・・・①
A社の企業価値は
VA =SA
B社の企業価値は、
VB =SB + DB
で表すことが出来ることから、①式は以下の通りとなります。
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