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DCF法とAPV法の関係(2)

時価の有利子負債・株主資本比率で測定したレバレッジが一定の場合、DCF法とAPV法の算出結果は等しくなることについて、今回はAPV法について説明していきたいと思います。

【APV法】

  V = D + E

の右辺に

4_5

をかけると

5 となり、

前回同様に

kd = CFd D

ke = CFe E

と、右辺に

(D+E)/(D+E)

をかけます。

6_3

前提条件で、時価の有利子負債・株主資本比率で測定したレバレッジが
一定としましたので、企業の有利子負債・資本構成が一定であるため、
上記式の分母は、アンレバード株主資本コスト(ku)に等しくなります。

よって、

 V = (CFd + CFe) / ku
 V = (利息 + (EBIT - 利息 - 税金 - 純投資))/ ku
  V = (EBIT - 税金 - 純投資)/ ku
 
V = ((EBIT - 税金 - 純投資)+(t・利息 - t・利息))/
ku
 
V = (EBIT -(税金 + t・利息)- 純投資)/ ku + t・利息 /
ku 

 この右辺の一つめの式の分子は営業フリー・キャッシュフローでした。
二つめの式は、支払利息の税効果の現在価値をあらわしてます。

したがって、

 V = 営業フリー・キャッシュフロー/ ku + 支払利息の税効果の現在価値

この式はAPVを表してます。

V = D + E の式からDCF法とAPV法の式を表すことが出来ましたので、
両者は等しいと言えます。

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