DCF法とAPV法の関係(2)
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DCF法で算出する企業価値とAPV法で算出する企業価値は、時価の有利子負債・株主資本比率で測定したレバレッジが一定の場合等しくなります。
そのことを数学的に証明したいと思います。
ここでは、証明を簡素化するために、有利子負債と株主資本については、キャッシュフローは一定、つまり成長率はゼロという前提とします。(時価の有利子負債・株主資本比率で測定したレバレッジが一定から)
Dを有利子負債の時価価額、Eを株主資本の時価価格とすれば、V(企業価値)は次にように表すことが出来ます。
V=D+E
この式を変形させ、DCF法での算出結果とAPV法での算出結果が等しいことを証明します。
【DCF法】
まずDCF法での算出結果を導くことにします。
V=D+E
の左辺に
(=1)
CFd : (有利子負債の)債権者に帰属するキャッシュフロー
CFe : 株主に帰属するキャッシュフロー
t : 税率
をかけると
・・・(1)
kd を有利子負債コストとすると、CFdは一定であるとする前提条件から
成長率はゼロとして
CFd = D / kd
で表すことができ、
kd = CFd ・D ・・・(2)
となります。
同様にke を株主資本コストとすると、CFe は、
CFe = E / ke
となり、
ke = CFe ・E ・・・(3)
となるので、(1)式に(2)式、(3)式を代入すると、
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